
すっかり恒例行事となった山形ツアー。その初日のディナーに選んだのは、もうおなじみになった山形市の隠れ家的焼肉店「楓庵」さん。味はもちろん、驚くほどのボリュームと良心的な価格で、毎回お腹も心も満たされるお気に入りのお店です。
この日は8名での訪問。完全予約制のお店なので、スムーズに入店。注文したのは、「3人前のコース」×2セット。コースでは不足の「ヒレ肉」を2つ追加してスタンバイ完了。
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還暦近い平均年齢の私たちにとっては、これで十分すぎる量。七輪が運ばれてくると、いよいよ宴の始まりです。




最初に登場したお通しは、冷えた「冷奴」に山形名物の「だし」がかけられた一品。さっぱりとした風味が夏の暑さを忘れさせてくれます。
そして、いきなりメインの「ヒレ肉」が登場。分厚くカットされたその赤身肉は、ナイフも不要なほど柔らかく、ジューシーさと赤身の旨味が口いっぱいに広がります。個人的に一番のお気に入りです。



続いて、「塩カルビ」「ミックスカルビ」「リブロース」が次々と。
塩カルビは脂の甘みが強く、それでいてしつこさがなく、さっぱりとした塩味が絶妙。
ミックスカルビは脂身と赤身のバランスが良く、噛むほどに肉の旨味がじんわりと広がっていきます。
リブロースはさすがの主役級。濃厚な肉のコクと脂の香ばしさが絶品で、焼き加減次第で全く表情が変わる、奥深い部位です。



もちろん、焼き野菜もセットになっており、甘みが引き立った玉ねぎやピーマンが箸休めに最適。さらに、サンチュもついてきて、巻いて食べることで味変も楽しめるのが嬉しいポイント。ご飯を頼むメンバーもいて、それぞれの好みで焼肉を満喫していきます。
ここでひとつ注意点──このお店では「焼きすぎ・煙の上げすぎ」はNG。煙が上がると、大将から直々に焼き方のご指導が入ります(笑)でもこれは、素材を台無しにせず、ベストな状態で味わってほしいという、料理人としての愛情表現なのです。


そして、お腹がだいぶ落ち着いた頃、大将が「これ、サービスです」と出してくださったのが、なんと「カッパ」と「タン元」。焼肉でもなかなか出会えない貴重な部位に、一同感激。カッパはほどよい歯ごたえと脂の甘み、タン元はとろけるような食感で、まさにご褒美の一皿。
最後の〆は「冷麺」。ツルツル・シコシコの喉越しで、食後の満腹感を優しく包み込み、焼肉宴のフィナーレを飾ってくれました。
今回も大満足だった「楓庵」さんの焼肉。美味しいお肉と仲間との楽しい時間、そして店主の肉へのこだわりが感じられる温かい空間。また来年も、このお肉を食べに来るんだろうな。そんな確信を胸に、お店をあとにしたのでした。
食べに来られるなら、是非宿を取って山形市を堪能くださいませ!


場所は、山形県山形市八森29に有ります。駐車場は、店舗下に10台程。座席は、小上りに4人掛けテーブルが5席です。営業時間は、17:00~22:00で、水曜定休です。完全予約制ですので、お気を付けください。

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